ネットサーベイを有効に使う秘訣は、目的に応じて従来型サーベイと使い分けすることにあると私は考えている。
しかし、エクスプレス・リサーチを使ってみて、別の視点があることを実感した。このモニターは、東阪名を舞台に重要プロジェクトを計画、推進する立場にいるようなビジネスエグゼクティブにセグメントされている。情報感度が高く、幅広い経験や見識を持っているので、商品の初期採用者や早期フォロワーである可能性が強い。とすれば、この層に受け入れられた商品は次の段階としてボリュームゾーンに受け入れられることになる(先行市場性)。
ネットサーベイ・サービスも増えてきているが、モニター数が多いからといって代表性が増すわけではないので、特定の集団にセグメントされたモニターが増えることのほうが意義は大きい。有識者や先端層は代表性よりも、その典型層をいかに集めるかが課題となるからである。その点で、従来から行われてきたスノーボール抽出より有力であることは明らかである。
当社もこの観点で使用したが、セグメントされたモニターのよさを実感した。